From the moon,To the stars

140文字で書ききれないことをつらつら書くブログ

王妃を愛した騎士の君に恋をしたー2019LOG 03

カムバ前に

年始以来のブログになります。其方(そなた)です。

 

コロナウィルスの影響により、1月にソガデを無理矢理見に行って以来、韓国に飛ぶことは愚か、家からも出にくくなった今日この頃。

今年はたくさん飛ぶつもりだったのになぁ…(´;ω;`)ウッ

 

もうすぐ、5月11日にニュイの2020年最初のカムバックとなりますが、

その前に昨年のミニョンくん個人との思い出…主に初めてのミュージカル「マリー・アントワネット」のことを記しておこうかなと思います。

もし良ければ、この自粛期間のお暇なときにでも読んでいただけたら幸いです\(^o^)/

 

まずはミニョンくんの2019年を振り返る 

ワナワンからニュイへと戻り、その中で活動の幅も量もかなり増えた2019年。ざっとミニョンくん単独の活動を記してみるとこんな感じでした。

 

2月

21日 ミラノファッションウィーク「Moncler genius COLLECTION 2019 PRESENTATION」

 

4月

3日 Another story of NU'EST (MINHYUN)「Universe(별의 언어)

ELLE korea 「ファンミンヒョン 今を生きる」

www.elle.co.kr

 

COSMOPOLITAN korea 5月号 「春の日のファンミンヒョン」

www.cosmopolitan.co.kr

 

5

2日 KBS ハッピートゥゲザー4(スペシャルMC)

4日 MBC 나 혼자 산다(私は一人で暮らす)

15日 JTBC 한끼줍쇼(一食ください)

 

6月

5日 Moncler Palm Angels Event in Hongkong

11日 Moncler Palm Angels Event in Korea

 

7月

VOGUE korea 8月号 「READY PLAYER ONE」

www.vogue.co.kr

 

8月

9日 バースデーイベント「민현's Sweet Music Box」

25日〜 ミュージカル「マリー・アントワネット

ELLE korea 9月号「ファンミンヒョンの花様年華

www.elle.co.kr

 

9月

1日〜 ミュージカル「マリー・アントワネット

5日 オメガスピードマスター月着陸50周年記念展示

매일 두유(毎日豆乳)広告

ELLE ラジオ(Youtube)「ファンミンヒョンの推薦する秋のコーラル」

www.elle.co.kr

 COSMOPOLITAN korea  10月号「두유 러브 미(DO YOU LOVE ME?)」 

www.cosmopolitan.co.kr

 

 10月

1日〜 ミュージカル「マリー・アントワネット

COSMOPOLITAN korea  11月号「輝く男ファンミンヒョン」 

www.cosmopolitan.co.kr

 

11月

 7日 Moncler House of genious ポップアップストアオープン記念パーティ

5日〜13日 ミュージカル「マリー・アントワネット

GQ korea 「MAN OF THE YEAR 2019」

www.gqkorea.co.kr

22日 mono tube「ファンミンヒョンのニュイトデイズ #1」 


(ENG CC)뉴이스트 민현, 홀로 양재동 꽃시장 나들이! 알찬 식물 구입기! 황민현의 뉴잇 데이즈 #1 [모노튜브]

29日 mono tube 「ファンミンヒョンのニュイトデイズ #2」


(ENG CC)뉴이스트 민현의 최애 버킷리스트 실천! 서울의 '핫'한 전시, 하루만에 3곳 몰아보기! 황민현의 뉴잇 데이즈 #2 [모노튜브]

 

12月

5日 2019GQ NIGHT

6日 mono tube 「ファンミンヒョンのニュイトデイズ #3」


(ENG CC)패션이 ‘민현’했다! 민낯 출근길부터 행사장까지 준비 과정 밀착 팔로우! 황민현의 뉴잇 데이즈 #3[모노튜브]

7日・14日 MBC전지적 참견 시점(全知的お節介視点)

 

グループでの仕事やメンバーとのお仕事は省いたのですが、それでもこんなにお仕事してたんだなあと改めて。特にグラビアのお仕事が多くて、いかにミニョンくんの顔が最高なのかってことがよく分かりますね。(しみじみ)

年末のGQ koreaでミニョンくんが1年をグラフにしながら振り返っている動画がありましたが、ずっと上昇しながら幸せを感じていたことを語るミニョンくんに見ているこっちまでとても幸せでした。

 


[ENG SUB] 황민현이 그린 2019 올해의 인생 그래프 (Min Hyun’s 2019 Life Graph)

  

舞台の上に立つ麗しの騎士

ここからは昨年の個人仕事の中でも特に印象的であり、大きな活躍だったミュージカル「マリー・アントワネット」の感想を記していこうと思います。

若干Twitterで当時呟いた感想を膨らませた部分も多々ありますが、ご了承ください。

 

私は元々舞台を見に行くのが好きで、韓国ミュージカルがすごいという噂はよく耳にしていました。

あと、昔好きだったグループの推しじゃないメンバーがミュージカルによく出演していて、出演ごとに歌唱力や表現力はもちろん、数多くのことを学んで、グループに戻ってきたときにすごく成長したんだな〜って上から目線ですけど、思っていたんですよね。

だから、ミニョンくんのミュージカル出演が正式に決定したとき、すっごく嬉しかったのを覚えています。

 

そして2019年6月12日、伝説の(?)キャスト写真公開

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こんなに薔薇の似合う成人男性がこの世にいると思いませんでしたよね。

 

え、こんな美しい人が目の前に現れるの?マジで?と思いながら、チケットを入手し、本公演1日目の昼夜を観に行きました。

 

冒頭、マリー・アントワネットが処刑された後、その報がフェルゼンのもとに届くところから物語は始まります。

高台の上に佇む、見上げる形で目の前にあの写真以上の美しいミニョンくん、もといフェルゼン。あの写真から想像した姿より数百倍美しいフェルゼンがそこにはいました。

 

あまりに美しく見える姿に、これは夢なのかと思いました。

 

場面は一転、貴族たちの集まる大広間へと変わり、マリー・アントワネットがやってきて物語が始まります。

遠藤周作の小説「王妃マリー・アントワネット」を原作にベースとして、フランス王妃であるマリー・アントワネット、そしてもう一人の「MA」のイニシャルを持つマルグリット・アルノーという架空の身分の低い女性、二人の交差する運命を軸に描かれるストーリー。

元々は日本の東宝ミュージカルで上演されているものを韓国用としてリメイクしたものみたいですね。(VIXXペンの友人から聞いたのですが、同じフェルゼンを演じたレオさんは東宝の舞台を見にきていたとか)

韓国語がよく分からずとも、有名な「マリー・アントワネット」ではあるので、なんとなくあらすじを読んでいけば理解できる感じでした。

 

マリーを始めとした各メイン役からアンサンブルまで、俳優の皆さんの演技が素晴らしく、もちろん歌も上手く、迫力があり、物語を引き立てるオケの奏でる音楽も素敵で。美術や衣装も豪華で華やかでとても美しく、気づけば物語にすごくすごく引き込まれました。

特に主演のマリーを演じるお二人の演技が本当に素敵で、観にいく度に私は大号泣し、この作品内で描かれるマリー・アントワネット自体も大好きになりました。

ミニョンくんのおかげでこの作品に出会えて本当に良かったです。

 

よくミュージカルにK-POPのアイドルが出ると、所謂「ミュージカル発声」が出来ない、演技が拙い、と言われがちですが…ミニョンくんは(最初はまだ声量が少し弱かったけれど)しっかりとその発声を身につけ、見に行くたびに深みの増すその演技に影の努力をとても感じました。(ボイトレも改めて通ったとインタビューなどで答えてましたね)

 

個人的に一番好きなシーンは、夏の夜の舞踏会のシーンです。

あの、薄暗い中に現れたメインの軍服とはまた少し異なる白の貴族の様なスーツっぽい衣装を身に纏った、仮面を付けたフェルゼン…

 

目の前に現れたのは舞台の上で白く輝く王子様だったのです

(大袈裟じゃなく本当に発光して見えた)

 

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(これの仮面つけたバージョン(cr.写真内))

 

あまりのカッコよさ、美しさに、聞こえないはずの小さなため息が会場中に聞こえるほど。

仮面によって、一時的に身分を忘れ恋人同士としてマリーと過ごすフェルゼンが優雅で、素敵で…本当に王子様だなあって思いました。

 

マリーは劇中でも夫であるルイ16世と子供のことも本当に大切に想っていたし、愛しているのですが、こんなに素敵な青年が目の前に現れて、しかも自分に献身的に尽してくれたら……恋しちゃうよね!しょうがない!\(^o^)/←

 

物語への造詣を深めたくて、公演期間の途中、原作小説の「王妃マリー・アントワネット」を読んだのですが、原作から読み取れるフェルゼンの純粋で生真面目でマリーに対するただひたすらに献身的な愛を捧げる姿は、すごくミニョンくんのフェルゼンで想像できるんですよね。

本当にぴったりな役所だったんだなって思います。

 

私は全部で4回観にいくことができたのですが、その中でフェルゼンはどんどん素敵になっていきました。

 

最初の頃のフェルゼンは優しくて、優しくて…優しすぎるのか少しマリーに圧されている気もして、ちょっと頼りないかなって思うくらいでした。(でもそこがミニョンくんっぽいなとも思った)

 

中盤くらいに観に行った頃のフェルゼンは優しさの中に少し意思のような強さを感じ始めて、お芝居が変化しているのを感じました。

そして、そのフェルゼンがとてもカッコ良かった。

マリーとの芝居の呼吸も最初の頃からさらによくなっていて、二人の見つめ合うシーンはまるで一枚の絵画のように美しかったです。

マリーの公演期間中、ワールドツアーも並行して行われており、私も台北公演に行ったのですが、その時スタンディングの場所からはミニョンくんの声が直に聞こえてきて、彼の歌手としての成長もすごく感じたのでした。

 

そして、2019年11月13日。ミニョンくんの最終公演。

 

今まで観に行った中で一番、舞台の上に

フェルゼンがいました。

 

特にそう感じたのは、第1幕のマリーが作った美しい農場にやってきて、現実世界の情勢は不安定であることを警告するシーン。

 

マリーを一身に愛するそのひたむきさ。

彼女を想っているからこそ、彼女に傷ついて欲しくないから、幸せの中それを壊してしまいそうで心苦しいながらも、でも、必死に警告するその姿。

フェルゼンのマリーへの気持ちが痛いほど伝わってきました。

この回でマリーを演じていたキムソヒャンさんも呼応するように、フェルゼンへの愛がまた自分も深いものであったと気付くような、感情が揺さぶられるような演技をされていて、観ている私は切なさに涙がボロボロと溢れました。

 

マリーを見つめ、マリーを想うフェルゼンの姿はどの場面でも真っ直ぐで、

彼女への愛を示すかのようで。

 

第2幕の最後、友人が国民に殺され、夫が処刑され、息子が連れ去られ、数々の悲劇に髪の毛が真っ白になったマリーの元に現れたフェルゼン。

脱出を促すも「行かない」と言われた瞬間の哀しみ、でも覚悟を決めた愛する人へのどうすることもできない申し訳なさ、きっとその一瞬でいろんな感情がフェルゼンの胸の中で生まれたのであろうその表情は、観ているこちらも強く締め付けられるようでした。

 

史実通り、最後にマリーが処刑され革命の世に散るのですが。

 

冒頭にあった、マリーが処刑された報を受け取るフェルゼンに物語が巻き戻った時、最後までマリーを愛するフェルゼンの姿に、生まれ変わったら二人で幸せになって欲しいと思うほど舞台の中で彼は生きていたのでした。

 

この最後のフェルゼンを観て、フェルゼンを想うと同時に、技術的な部分だけではない表現者としてのミニョンくんの大きな成長が感じられて、カーテンコールでまたボロボロ泣きました。(きっとこの日一番泣いてた)

 

この日のカーテンコールは最終日ということもあり、ミニョンくんが最後の挨拶をさせてもらってたのですが、周りに揃った役者の皆さん、観客、皆が彼を讃えてくれている姿がまた、とても嬉しかったです。

本当に良い現場で日々お芝居が出来ていたんだろうなと。

 

締めの「今まで、アクセルフォンフェルゼン役、ファンミニョンでした!」と言った時の晴れやかで誇らしげな笑顔がとってもとってもカッコ良くて、美しくて、気高くて。

でも、その姿は“フェルゼン”から“ファンミニョン”に戻ったあなたで。

目の前のミニョンくんを見ながら、あなたが演じたフェルゼンに出会えて良かったと心の奥底から思ったのでした。

 

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SACAの新人賞受賞もおめでとう!

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2020年、まだ半年も経たない内に、世界が大きく変わってしまいました。

それでも、ミニョンくんが元気にさまざまな活躍をしてくれることは、私にとって眩しいくらいの希望です。

今年もたくさんの新しい素敵な景色が見れる活躍が出来る、幸せいっぱいの日々でありますように。

 

5月11日のカムバックを楽しみに、早くステージの上のあなたに会えることを願って。